盗難を防止したいのなら金庫を使うのがよいでしょうね。とくに、金庫の施錠システムも随分とレベルアップしており、従来からのダイヤル式のアナログタイプだけでなく、デジタル時代にふさわしいデジタルタイプの金庫も出回っているようですね。例えば、アナログ式の金庫においてもシリンダー錠タイプの金庫などもあるようですね。ただしシリンダー錠は、通常の鍵よりもピッキングには強いとは言っても、上には上がいるものでシリンダー錠が解錠されないという保障はないようですね。そういう意味においては、シリンダー錠とダイヤル式の合体したような金庫がおすすめですね。

一方、アナログ式に対抗する金庫がデジタル式になるのですが、近年ではいろいろな種類のデジタルロックシステムが採用されています。例えば、暗証番号を入力して開け閉めを行うテンキータイプの金庫ですが、ダイヤル式の金庫が機械仕掛けの構造になっているのに対して、このタイプは電子ロックシステムになっています。同じく電子ロックシステムの施錠金庫には、指紋認証式の金庫もあります。予め金庫を開け閉めしたい人の指紋を登録する必要があるのですが、複数の人の指紋を登録することもできるので、これからの時代にはふさわしい金庫と言えるのかもしれませんね。
金庫の鍵を無くした
また、自宅に金庫を設置する場合には、空き巣に金庫ごと持ち逃げされないように金庫の設置方法を検討する必要性もあります。とくに手提げ金庫ともなると、その置き場所を十分に検討する必要性があります。例えば、押入れの天井裏とか100kg以上もあるような金庫の中に収納をしておくといった工夫などです。テレビや映画を見ていると大きなお家に住んでいる方々が、自宅の壁に埋め込むタイプの金庫を使用しているのをたまに見かけることがあります。もちろん、そうした最新の取り付け方法にもなると、その施錠システムもダイヤル式ではなくてテンキー式の金庫が多いですね。
兵庫県警察−ひょうご防犯ネット